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『日本伝統工芸中国支部展』の巡回が始まります。
●岡山 岡山天満屋 6階葦川会館 5/23(水)~28(月) ●広島 広島県立美術館 県民ギャラリー 6/5(火)~10(日) ●松江 島根県立美術館 ギャラリー 6/13(水)~18(月) 会場では毎日、会員による列品解説も予定しています。 漆芸では岡山会場23日が山口松太氏、27日が小松原賢次氏、広島会場5日が金城一国斎氏、松江会場13日が山口氏、15日が私、高橋となっています。 技法や製作者の思い入れなど、鑑賞の手助けになる話が聞けるのではないかと思いますよ。 私も小さな棗ではありますが、出品しています。ぜひご覧ください。 ![]() GWは好きな作家のひとり、ベン・シャーンの回顧展を観に岡山県立美術館へ行ってきました。
貧困、人権、核問題などメッセージ性の強さが有名な彼の絵ですが、私は扱うテーマというより、むしろイラストレーターとしての感性に惹かれます。 彼の描く「線」は一本一本のが生きていて、対峙すると、どきりとしてしまう。文字などを効果的に扱い、装飾性もありつつ、それでいて人の気持ちも揺さぶる絵というのは珍しいのではないかと思っています。 ![]() この回顧展、岡山の後は福島県立美術館への巡回なのですが、ニュースにもなったように、米国の美術館7館が貸し出した約70点は福島では展示されないとのこと。放射線の影響を危惧した米国側の意向です。 ベン・シャーンは米国の水爆実験で被ばくした「第五福竜丸」をテーマにした作品も多数遺している事を考えると、私個人は残念で仕方ありません。 作品は作家から離れると、あとは所有管理する側に委ねるしか術はありませんが、福島県立美術館が示した放射線量にも問題が無いのだから、こんな時だからこそ展示して欲しかったなと、どうしても寂しさが残ります。。。 今、一気に読んでるのが読書家のmeefoちゃんブログで知った『みをつくし料理帖』。両親を亡くした少女が料理人として健気に生きていく江戸時代人情もので、ほろりとさせられつつも小気味良く読み進められます。 身近にある野草や魚をつかった料理描写が核になっていて、途中、漆器も効果的に描かれていて、ひとりにんまりしております。 大きなお世話ですが、勝手に講釈させていただきますと・・・ ●少女の父である塗師が手掛けた「先に乾漆粉が蒔かれた塗り箸」 ●人気の高級料亭ででてきた「平蒔絵の吸い物椀」 まずはお箸。輪島箸の工程写真を参考にさせてもらうと、5番目の「上塗」と6番目にある「乾漆粉蒔き」の違いですね。 食べ物を摘みやすいように、先だけザラつきのある塗り方に変えているという事なのです。 で、もうひとつがお椀。高級の象徴である蒔絵ですが、そのなかで「平蒔絵」というのは比較的工程が少ないので、まとまった数が必要な器に適した技法なのです。このサイトにあるお椀のようなイメージでしょうか。 小さいながらも、こういう的確な描写が物語をより膨らませてくれますね。 「開花が遅い」と言われていた今年の桜も、はや葉っぱのみ。
散る直前の夜に近所の桜並木を歩いて、今年の花見もぶじ終了です。やっぱり一度は桜を観ておかないと、なにか忘れ物をした気分で落ち着かないものです。 ![]() 今日は棗を納品し、そのあとでプランターにグリーンカーテン用の植物数種、風船葛、朝顔の種蒔きをして、ほっと一安心。 いやはや、初夏はすぐそこですね。 。。。ひとつ、展覧会のお知らせです。 来月から「日本伝統工芸中国支部展」が始まり、岡山、広島、そして山陰では松江で展示されます。 私も小品ですが「研ぎ出し切り絵中次『棗十二花弁』」を出品していて、松江会場では列品解説も予定しています。 後日改めて日程等をお知らせしますので、ぜひお越し下さい。 ここ数週間、図案作りの日々です。作ってはやり直し、やり直し、やり直し。。。工芸の場合、「素材、技法を活かす」ということが大事なので、図案を強引に漆で表現するのではなく、いかに漆の魅力を引き出す図案にするか・・・難しい。 《気分転換に作ったカーテン》 遮光素材の無地オレンジ生地にストライプ生地を縫い付けて、軽やかな雰囲気になるようひと工夫です。 カーテンクリップを使えば気軽にカーテンも代えられるので、季節に応じて模様替えもできそ♪ 先週は岡山で作品搬入して、そのまま橋を渡って香川入りです。まずは『日本伝統漆芸展』高松会場最終日に滑り込んで鑑賞。そのあとは2日続けて漆芸の先生に会って、技法や近況を話し、たっぷり充電です。 いいものを作り続けている人というのはエネルギーの塊ですからね、こちらまで力が湧いてきます。 同じように美術系の人間を後押しをしてくれる本を読んだので、ついでにご紹介。『アート・スピリッツ』と『アーティストのためのハンドブック』 アメリカでは永く読まれ続けていた本の翻訳が昨年発売になったもの。 「制作ではその過程こそが重要」という視点が貫かれていて、今まで有りそうで無かった内容です。 特に『アーティスト〜』の方は芸術に限らず研究、起業、あるいはフリーで仕事をしている人も共感できる項目が多いのでは。 訳者の野崎武夫氏自身が美術出版社を経たフリーランスであるということも、より読者の心情を理解した言葉に繋がっているのかもしれません。 手の届くところに置いておきたい1冊ですよ。 やっと、ひとつ作品が完成してホッと一息ついたところで、先日届いた永久保存版絵本の紹介です。映画のタイトルデザインでも革新的作品を残したグラフィックデザイナー、ソウル・バスの絵本『アンリちゃんパリへいく』 もともと、彼の子どものために描いたものらしい。 圧倒的なデザインに基づいた可愛らしい本、とでもいったらいいのか。 文字、キャラクター、背景などと区別することなく、すべてを絶妙の色とバランスで構成し、見開きひとつひとつが完成された作品のように感じ、唸されます。 気に入ったページを「絵」として額装し、いつも眼にしていたいわぁ。。。 日本伝統漆芸展が高松、岡山に巡回します。
●【高松】 3/7〜13 高松天満屋 ●【岡山】 3/28〜4/3 天満屋岡山店 高松では3/11(日)に大谷早人氏、 岡山では3/28(水)に山口松太氏、4/1(日)に北村昭斎氏の 列品解説が14:00〜予定されています。ぜひこの機会にお越し下さい。 今、楽しみにしている展覧会をもうひとつご紹介。4月から巡回が始まる『KATAGAMI style 世界が恋した日本のデザイン』。 それ自体は注目の対象になることが少ない「型紙」ですが、実物を眼にしたら驚きます。とにかく緻密な美しさ! 版画の版木、活字印刷の種字しかり。。。 ![]() まとめて観てみたいと、常々感じていたので「待ってました!」という気分です。 型紙に加え、それから影響を受けた海外の工芸品も同時に並ぶようなので、その取り入れ方にもワクワクしております。 (画像:『KATAGAMI style 世界が恋した日本のデザイン』HPより拝借) 来月搬入の作品作り真っ最中です。昨日は金粉で裏打ちした貝を1〜0.1㎜の微塵にして、それを一粒一粒塗面に置いていく作業。 ・・・没頭します。 しかし8時間続くと眼の方が悲鳴を上げて身体がぐったり。 そして9時にご就寝。 しばらくは目薬、ホットタオルが欠かせませんのう。 『日本工芸会 近畿・中国支部 漆芸部会展』が14日に閉展。
寒いなかお越し頂き、ありがとうございました。 展示の作品技法「研ぎ出し切絵」にいくつか新たな試みを織り込んで、ふたたび格闘中。。。 発表の機会がありましたら、またお知らせしますので、ぜひ観て頂けたらと思っています。今回はどうもありがとうございました。 『日本工芸会 近畿・中国支部 漆芸部会展』搬入も終わり、無事開展です。
![]() 前回は地元の展示で、水の管理もしやすかったため花器にアケビを生けたのですが、今回は用意しなかったことをちょっと悔やんでいた矢先のこと。 黒主体の漆器が並ぶ展示スペースに彩りが加わり、より華やかな空間に演出されてました。やっぱり緑があるといいですね。 茶器、額絵、アクセサリーなど100点以上が並んでいます。 ぜひお越しください。 ![]() 京都への途中、伊丹に下車して 『キース・へリング展』鑑賞。 壁画もあったけど、彼の場合はやはりポスター、グッズなど大量生産商品によって開花した作家だと痛感。 以前もお知らせしましたが、『日本工芸会 近畿・中国支部 漆芸部会展』が始まります。●高島屋京都店 6階美術画廊にて ●2/8日(水)〜14日(火) 10時〜20時 (最終日のみ16時閉場) やや堅くて長い展覧会名で恐縮ですが、、、ようは近畿中国地域在住28名による漆芸作品展。美術館での展示に比べ、身近な小さなものが並ぶのも魅力のひとつかと思います。 この時期、チョコ探しに合わせて、ぜひ6階まで足を伸ばしてくださいね。 かくいう私の楽しみも、このデパ地下に入ってる「出町ふたばの豆餅」。 まず地下まで行ってこれを買い、少しでも柔らかいうち食べなきゃいかんので、どこかその辺で頬張る。 それから、落ち着いて搬入作業に挑もうと企んどります。。。
今月、来月と搬入を控えて黙々と作業机に向かう日々ですが、昨日は、年末からずっと気になっていた米子市美術館『三沢厚彦 ANIMALS '11 in Yonag』をようやく鑑賞。
![]() 三沢ワールドにどっぷり浸かってきました。 それから、もうひとつの見所でもあるgm projectsの空間構成。 現代アーチスト展の会場構成など手掛けるgm projectsスタッフとともに、これらの撤収を手伝えるボランティアを、美術館で緊急募集中とのことです。 興味あるガッツ人はぜひお問い合わせを! ![]() 買ってきた三沢展postcardを早速、玄関横棚裏にぶら下げてみる。豚かわゆす。。。 一昨日は愛知県美術館の『ジャクソン・ポロック展』を観るため夜行バスで名古屋入り。館の吹き抜けにどーんと設置された北山善夫氏のオブジェは2009年から1年半かけたメンテナンスが終わって再びセットされたらしく、あいかわらず光と馴染んで美しい。 今回の目的は展覧会鑑賞と画材屋巡りだったのですが、期待以上の材料と道具が手に入り、ほくほくです。 画材も書籍と一緒で大体のものはネットで買えるようになったとはいえ、やはりお店には新商品、あるいは自分の知らない分野のものがずらり並んでいて、もう大興奮。「これあると便利」「これ使える」と歩きにくいの承知で材木のスライス板まで買い込む阿呆ぶり。実際に足を運び、見て、感じることは大事ですね。 その日のうちに夜行バスで帰るというハードスケジュールだったのですが、たまにはいいもんです。
【展覧会のお知らせ】
日本工芸会近畿支部と中国支部の漆芸部会合同展を来月開催します。 【京都】髙島屋京都展 美術画廊 2/8〜14 奈良県在住の人間国宝、北村昭斎先生の小品なども観られる機会になると思います。私も棗を含めて3点出品しますので、お近くにお住まいの方はぜひ足をお運びください。 先日鑑賞した展覧会『ローズオニールキューピー展』全然可愛くない顔の古キューピー人形を観られたのもいいが、大正時代のセルロイド人形量産のための金型など、当時の製造の様子が分かる資料に思いがけず遭遇。 製造過程。。。いいわぁ。
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